ぽくない人が好き

基本的に人が好き。
苦手な人はたまにいるけれど、
嫌いって人はほとんどいない。
喜怒哀楽の｢怒｣のパーセンテージが極めて少なめ。怒の感情がごく稀に出てくる時は、
涙がセット(笑)

今までお世話になった沢山の先生方も基本的に好きだった。
でも中でも好きで印象に残っている先生は、
先生っぽくない先生方だったな〜と思う。

・文化祭の出し物決めの時に、ひとつに絞るかと思いきや、｢やりたいなら全部やりましょう！｣と言って各々がやりたい出し物をやった文化祭

・指定靴下のことで文句言ってたら、校則だから守りなさいじゃなくて、｢今のままが嫌なら、校則を変えられるよう行動しなさい｣と言ってくれた先生

・｢先生たちはみんな社会に出たらって言ってるけど、先生たちは社会に出たことがないんだ(笑)｣という暴露

あと忘れちゃいけないのは、学校以外にも。

ピアノの先生。
ピアノはほどほどにしか練習せず、上達しなかったけど、おしゃべりはかなり沢山した(笑)
気楽になんでも相談できる両親以外の身近な大人だった。そして休憩場所だった。

ほかにも･･･
就活の相談に乗ってくださった就学相談室の方、
バイトで暖かい愛をもって接してくださった大将と女将さん
など、人生という範囲に枠を広げると、先生的な方々はたくさん！

一時期、なにかの先生になりたい、教育に携わりたい、と思っていた時期があった。
教員免許も取得したけど、
なにかの教科を教えたい訳ではなかったんです。

人の成長に携わりたいなぁ、と。
どうしたらワクワクの方向にいけるかというお手伝いをしたいなぁ、と。
元気のないときに、見栄をはらず、強がらず、取り繕わず、ありのままの自分でいられる場を作りたいなぁ、と。

たぶんそんな感じだったんだと思います。

なにかの教科｢だけ｣を教えたかった訳ではない。
教科を通じて、その人にとっての人生を
よりワクワクしたものにしたかった。
しんどい時には拠り所になれたら、と思っていた。

【★ありのままの姿でワクワクできる空間をつくる】というのが、私にとっての目的。

そのための手段は、
なにかの教室を開くことでも
イベントをすることでも
カフェでもゲストハウスでも
なんでも可能だと思う。

なにを選択するとしても
その職業｢っぽさ｣に縛られないように、
｢こうあるべき｣と自分を縛ってしまわないように。

ありのままで自分｢らしく｣いられるように。
そして相手もその人｢らしく｣いられるように。

お互いに見守り合いながら、
成長していければと思うのです。