足し算もできる
自分への問いかけというか、
考えるべきところ、
悩むべき論点がズレていたかもしれない。
「いつまでに」という問いかけは、
一般的には大事なものだけれど、
それが100%誰にでも、
いかなる場合にでも当てはまるかといえばそうではない。
まぁ、具体性や数値的なものがあった方が、
きちんと進める感はあるけれど。
私はまだイメージの世界で生きていて、
そういった具体的な世界を見られずにいる。
木々に囲まれて、ぼーっと眺めながら
ふと思ったこと。
「理想の場所を見つけたい」
自然の中で、自然の力を借りて、
薪窯でパンを焼きたい。
心地よい空間で大切な人達と
にこにこと日々を育む。
だから、
「いつまでに次に行くか?」
という問い、あるいは、課題は難解すぎて、
仮にその答えを提出すれば、
結果として未来は動くのかもしれないけれど、
本当の答えは、「いつ」ではなく、
「理想の場所を見つけること」で…
そのために、もっと故郷に足を運んだり、
故郷との繋がりを増やしていく必要があるのは事実。
もっと本気になって探していくことが前提で、
ようやく理想の場所が見つかって、
「もうどうしてもそっちに行きたい…っ!」
ってなったら次のサイン。
いつも答えはシンプルで、
前の転職の時も一緒だった。
今いる場所での自分の必要性が薄れて、
次に絶対に進みたい場所がばっと現れる。
今がいちばん楽しいと心から言える幸せを感じながら、
今わたしはこの街にいて、
好きなことをできていて、
大切な仲間たちに囲まれていて、
ともに楽しい日々を形作っている。
その中で、まだ足りないと感じるものは
足していけばいい。
一緒に住むことだって、
家族になることだって、
家族をつくることだって、
そうしたいなら、今この状態でやればいい。
理想の場所も早く見つけたいなら、
もっと探しに行けばいい。
ぜんぶ叶えられる。
天然酵母は身体にいい??
天然酵母は身体にいい??
そんなイメージを持っている人は多いと思います。
私もその内の1人でしたが、
「なんとなくいい気がする」だけで説明できなかったので、
この機会に調べてみました。
結論から言うと、
「天然酵母は人間にとってのパンの害を減らすことができる」
というのがいちばん近いかな?
という今のところの見解です。
『パンと牛乳は今すぐやめなさい!』
という本の登場などもあり、
近年、パンや牛乳が身体に悪いという説が強くなっています。
ざっくり言うと、
パン(小麦)に含まれるグルテンや
牛乳に含まれる乳糖などは
人間が消化しにくいものであるため、
それによって健康が損なわれる恐れがあるということだそうです。
上記の話題は最近盛り上がってきていますが、
そもそもの話になりますと、
ブーランジェリー・ドリアンさんの
『捨てないパン屋』という本にて、
パンと我々人間のご先祖さまとのお話が紹介されていました。
そもそも生命はみな、子孫を残し、未来へ繋いでいくもの。
だから、小麦だって「消化されてたまるか!!!」って感じで、
グルテンは人間に消化できず、
でも人間も生きるために
「小麦を消化して生き延びるぞー!!!」
てな感じの戦いの末、
「発酵」という技によりグルテンを分解して、
パンとして美味しく食べる方法を編み出しました。
もちろん昔には化学培養のイースト菌なんて存在さないので、天然酵母による発酵です。
天然酵母は自然界に存在する菌から作られる酵母で、酵母菌や乳酸菌をはじめ、複数種類の菌を含んでいます。
この天然酵母の中に存在する「乳酸菌」。
これがグルテンを分解して、パンを人間にとって消化しやすいものにしてくれます。
さらに、グルテンを分解する過程で、旨味成分であるアミノ酸を生み出し、パンをより味わい深くおいしいものにしてくれます。
一方、イースト菌とは、
パンづくりに有用とされるザッカロミセス(酵母菌の一種)を化学培養して作った酵母のことです。
イースト菌を使うと、ふわふわで、小麦の風味がたっぷり残ったパンが短時間で焼けます。
パン作りに有用な酵母菌を集めているので、
発酵力が強く、ふわふわなパンを短時間で焼けるのです。
しかし、イースト菌には乳酸菌が存在しないので、グルテンの分解がされず、焼きあがったパンの中にグルテンが残ってしまいます。
(グルテンの分解がされないので、味だけで言うと小麦の風味を維持したおいしいパンになります。)
ちなみに、牛乳に関してもパンと同様、
チーズやバターなど、発酵させることによって、
牛乳そのものよりも消化しやすくなるそうです。
話が長くなりましたが、キラパンでは現在、
下記の自家製酵母を使用しています。
・レーズン酵母
・ライ麦酵母
ドリアンさんの『捨てないパン屋』の中には、
昔ながらの小麦を使った酵母に乳酸菌が多く含まれる旨が書いてありました。
(確かに、キラパンのライ麦酵母も舐めてみると爽やかな酸味がして、焼き上がりのパンにも酸味を感じられます。)
フルーツ種(レーズン酵母など)には、基本的には乳酸菌が存在していない旨も書かれており、
少しガーンとなったのですが、
ドリアンさん以外の情報も色々と調べてみたところ、
レーズン酵母にも酵母菌と乳酸菌が含まれていると書いてある情報が複数見つかりましたので、レーズン酵母にも乳酸菌がいる説を私は信じたいと思います!
(日々食べている私が健康なので、
これからも実証を続けていきます!笑)
情報で溢れ返っているこの世の中。
良いとか、悪いとかたくさん言われますが、
食べ物や食べ物に携わる方々に感謝して、
自分の身体が欲するものを、
自分自身が美味しいと思うものを、
選んでいきたいな、と思います♪
感化されたものは感化できる!
ひすいこたろうさんの手帳にある
毎月のワークを楽しみにしてる。
2月のワークは、
「あなたが憧れている人、尊敬する人を思いつくままに書き出してください。そして、どこに惹かれたのか、それぞれノートに書き出してください。」
という内容。
私が書き出した人は、以下の通り。
・漫画フルーツバスケットの透くん
→言葉で人を癒し元気にする。天然で「普通」に囚われていない。
・お洒落スペースを運営している女性
→丁寧な暮らしが外見にもにじみ出ている。センスの良い素材の服。品があり、やさしいほほえみ。
・パン屋タルマーリーさん
→たくさんの菌と仲良く、ユニークなパンを焼いている。
・前の勤め先の専務
→いつまでも元気に楽しく学んで生きていらっしゃる。品があり、やさしい。でもお茶目で親しみやすい。暮らしを大切にしている。
・学生時代のバイト先の大将
→丁寧な仕事。愛をもって接してくださる。
・学生時代の最寄り駅の靴磨き職人
→道行く人に笑顔で気持ちの良いあいさつを毎朝している。
ここからなにが見えるのか?というと、
「惹かれたポイントが、全部わたしの才能で、
感化されたものは感化できる、影響を受けたものは、影響を与えられる」
のだそう!!!
...ということは、
自分にないものだと思っていたことが、
すでにそうである、または、そうなれる才能があるってこと!!?
そう考えるととってもワクワクしてきて、
まだ遠い憧れの存在だと思っていた人々が、
急に身近に感じられた。
もともと影響されやすい私だけれど、
なりたい部分はどんどん影響されていっちゃおう!
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