きらっと★ユメミタビ

人生にもっと輝きを。旅、料理、読書、ものづくりなど、日々の体験や想いを綴ります。

やっと息ができた

夢が見つかって嬉しかった。
夢を隠し続けて苦しかった。

「夢がないこと」
それが長年の悩みだった。

▼夢を見つけるまでのお話 (超長作!笑)
https://kirarin87suke.hatenablog.com/entry/2020/07/19/121311

だから、
私でも夢を見つけらるんだ!
自分の中にこんなワクワクとくすぐったい素敵な気持ちがあったんだ!
と夢を自分の中に抱けた時、
それはそれは嬉しかった!


夢があってもなくても、
「日常」はお構いなしに進んでいく。

日常は私に
・安定、安心、平和を与えてくれる
・世間一般的な会社員の生活や考え方を与えてくれる
・お仕事への責任感や義務感を与えてくれる

日常の方へ心を明け渡して、
そのまま流れてしまえば楽だったかもしれない。
でも長年、悩みに悩んでやっと手にすることができた私の夢。
それを挑戦せずに見ないフリをしておくことはできなかった。

だから私は、
日常(今の現状)を過ごしつつ、
理想(こうありたい)を思い続けた。

読書、旅、イベントお手伝いなどは、
私にとって心のデトックス
日常を一旦置いといて、
理想に心をたち戻らせてくれる。


それでも理想と現実の葛藤は起こる。
理想の実現のためには、
環境を変える必要があると分かっていたから、

お世話になってきた会社に対して、
「罪悪感」を抱えるようになっていた。

・転職をすることで、先輩にせっかく引き継いだお仕事を戻さないといけない、申し訳なさ。

・私の未来や成長を喜んで期待してくださる先輩たちへの申し訳なさ、裏切り感。

・採用に携わり、会社に入ってきてくれる後輩たちへの申し訳なさ。

・会社での未来の話を先輩からされる時のプレッシャーとジレンマ。

・ありのままの自分を閉じ込めて過ごしたり、受け答えすることへの、自分自身に対する申し訳なさ。


たくさんの罪悪感たち。
もちろんだれも悪くない。
自分自身ですら悪くない。
頭ではそう理解していても、
心が勝手に罪悪感で空気を遮断していく…


夢を持つきっかけがあったのが、入社2年目のこと。
夢を持ったのが、入社3年目あたり。

現在、入社5年目にして、
やっと素直な気持ちをさらけ出せた。
若干の申し訳なさを持ちつつ、
それでも強い意志と相手への感謝の気持ちを持って。

そしたら・・・


「もっと早く言ってくれたら良かったのに」
「絶対向いてると思う!応援するよ!」


ーーーーーっ!!!


ずっとすれ違っていた。
やっと解放された。
やっと息ができた。


ずっと「縛られている」「窮屈だ」と感じてきたけれど、
そうしていたのは自分自身だったのかもしれない。

もう大丈夫。
大きく息を吐いて、吸い込んでいく。



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